メッセージ
株式会社テクニカフクイは、オーディオテクニカ・グループの製品開発および製造部門として 1970年から事業をおこなっています。
当初は福井県武生市(現在の越前市) 郊外に工場を建設し、レコードプレーヤー用のカートリッジを製造しておりましたが、その後の需要拡大や技術革新に応じて、福井県内に二か所の新事業所を開設。それぞれ独自の特徴をもつモノづくり企業を目指しながら、時代のニーズに沿った事業展開を推進してまいりました。武生事業所では光ディスクピックアップ、池田事業所ではレーザー墨出し器、また清水事業所ではワイヤレスマイクロホンを主に生産してきましたが、環境変化に対応するスピードと業務効率化のために2010年10月に新社屋を武生に増築し3事業所を統合しました。
新社屋は技術開発の中心として、10m法電波暗室、無響室を備え、まさに「田園の中の研究所」と呼ぶにふさわしい開発環境を持っています。ここから「音のクリエーター」としてオーディオテクニカブランドの製品群を次々に生み出しております。
ここで開発された製品を本社内生産、国内生産委託、海外では中国4拠点の生産委託と、それぞれの特色を生かして生産を分担し、常にお客様にとって魅力あふれる商品を提供し続けております。
ヘッドホンやマイク以外にもさまざまな商品がありますので、テクニカフクイの技術には共通性がなく別々なように見えるかもしれません。しかしルーツはおなじカートリッジにあります。カートリッジは音楽を聴くための音の入り口、デリケートな振動を電流に変える変換器です。テクニカフクイの各事業所がつちかってきた精密技術のベースは、デジタル時代の今となっては真似も復元もむずかしいアナログオーディオの超精密変換器技術にほかならないのです。
オーディオテクニカ・グループのコーポレートステートメントは always listening です。テクニカフクイも、音の変換器の原点を忘れず "聴く"ことにこだわりを持ちつづけ、お客様の声に対しても常に耳をかたむけ最高のサービスを提供するメーカーでありたいと願っています。
さらに、得意とする変換器の技術と新しい時代の技術を緊密に融合させ、すべてのお客様にご満足いただける感性豊かで高性能な商品を広く世界に提供したいと思っています。オーディオテクニカのブランド力の向上に努め、より信頼される企業に成長することを理念として、テクニカフクイはいっそうユニークな精密機器の開発・生産に取り組んでまいります。
また、環境活動では 「考えよう 続けよう 未来へ引き継ぐ環境活動」 をテーマに、全社員一丸となって環境保全に注力しています。
今後ともますますのご指導、ご支援とご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。
2011年3月
株式会社テクニカフクイ 代表取締役社長 松下 和雄



















